プロローグ
2022年7月。
ブログをスタートします。
ここでは「私が私を見つけるまで」のことを書いていこうと思います。
すでに2022年1月よりスタートしております、自分と向き合う「セルフコーチング」を通して、
考え方、過ごし方、仕事、年収、恋愛、人間関係など、どんな風に変化していったのか書き綴っていこうと思います。
まずは、なぜ私が「セルフコーチング」をすることになったのか、きっかけをみなさんに知ってもらいたいです。
きっと、あの時の私のように苦しんでいる人(それに気づいていない人)がいるはず。
そんなみんなを心から助けたいと思って、このブログを書きます。
2019年。都内で英語コーチングの会社に転職。海外留学の経験を活かして英語学習のコンサルタントとしてお仕事をスタートさせます。
実を言うと、その時に付き合っていたイギリス人彼氏と遠距離の末別れることになって、環境を変えたかった、というのもあります。
コンサルティングなので、今の現状の課題を発見し、どうしたら良いのかアドバイスを繰り返す、これが主なお仕事です。
基本的なやり方通りにできているか、時間を確保できているか、まずはこれがとても重要なので、毎週お客様にお会いする時にこれらを確認していました。
ある日、担当していたお客様が、約束していた学習をせず、トレーニングに納得がいかないと不満をぶつけられます。
当然私は思います。
「いや、まずはやれよ。正しいやり方で約束通りの時間をこなした人が言うセリフだよ、それは。やる気がないならやめれば良いじゃん」
これが、思いっきり表情に出ていたのでしょう。そのお客様から担当変更してほしいと申し出をもらいます。
「担当変更する」ことはつまり、「サービスは気に入っているけど、あなたとはやりたくない」そう言われているようなものです。完全に自分を否定された気持ちになりました。
そういったトラブルが起こると、マネージャーと面談があって、フィードバックをもらいます。
その時のマネージャーには、
「まなみさん、次にこういう方がアサインされたら、どうする?」と聞かれました。
本来であれば、「次はこのようなことがないように気をつけます」というべきところなのですが、この時私は、「これ、私悪くないよ。あの人やる気ないだけじゃん」って思ったのです。
なので、それをそのままマネージャーにぶつけました。
「私、ああいう人応援できません。文句しか言わない人は伸びないと思う。」
すると彼からこんなことを言われます。
「彼も苦しんでいると思うよ。だって変わりたいって思ったからここに来たんじゃないかな。」
「変わりたいの気持ちがあるか確認して、コーチングできるとよかったね。」
はて?
コーチングってなに?
私、それやってたよね?いや、やってたつもりだったよ。。。?
呆気にとられるとはこのこと。口がパクパク動くだけで、何も言葉が出ない状態が10分ぐらい続きました。(多分本当は10秒くらいw)
そして彼は続けます。
「課題を解決する最短の方法が、課題と解決策を伝えることとは限らないよ」
このとき私は気づきました。
コンサルティング(課題発見と解決)とコーチング(導く)を使い分けられていなかったのです。
コーチ=Coach
Coachとは英語で「馬車」。
ブランドのコーチのロゴには馬車が使われていますよね。
つまり「コーチング」とは、馬車に乗っている人が、行きたい場所に行けるように導くことなのです。
ただし、その人がそもそも「行きたい」と思っていないと何も始まらないし、どこに行きたいのか「目的地」が決まっていないと、連れて行くことができないのです。
やりたいと思っているのに、なぜかできない。
やるべきだと言うことはわかっているのに、行動できない。
こんな風に苦しんでいる人を、導いていくのが「コーチング」だったのです。
同時に、変わりたいと思っていてできないことも、自分でコーチングしていけば変わるのではないかと思ったきっかけにもなりました。
怒りの感情 ポイッ!
私は昔から「怒り」の感情が本当に多くて、少し気に入らないことがあるとすぐにイライラ。
電車ではマナーの悪い人を見ては、何かされた訳でもないのに、イライラ。
この沸々と湧いてくる怒りの感情を抑えることができず、ストレス指数は常に高かったと思います。
短気&せっかちな性格も相まって、イライラしない日はないといっても過言ではありませんでした。
先ほどのお客様の事件をきっかけに、「怒ってばかりの人生、いやだな」と思っていたことを思い出し、変えたい気持ちがあるなら変えられるんじゃないかと思い、セルフコーチングを始めます。
始めてみて思ったことは、「あぁ、今までずっと生きにくい選択をわざわざ自ら選んでいたんだな」と知ったことです。
まだまだ自分を見つめている途中ですが、そんな私がどう変わっていくのかをこのブログでシェアして行きたいと思います!